ストレスの多い今の時代、「癒し」が大人気です。
リラクゼーションを求めてヨガや瞑想などを行う人も多いです。また心の行き場をヒーリングなどスピリチュアルなものに求める人も増えています。
ですが、実際には一時しのぎの現実逃避にしかなっていないと感じていませんか?
リラックスしてみてもストレスそのものが無くなるわけではありません。
もっと強くなれたらいいのに…
とか思うことが多いのであれば以下の本を読んでみてください。
個人的な経験からこの本をおすすめします。
本当に強く生きることができるようになります。
火の呼吸はトップアスリートも実践している効果の高い呼吸法です。
勝つか負けるかという厳しい世界に生きる彼らにはとても強靭な精神力が要求されます。そんな彼らアスリート達が採用しているこの呼吸法は、ストレス社会を生きる私たち一般人にも大いに役に立ちます。
この本の凄いところは理屈だけの精神論ではなく、強くなるための具体的な方法が示されていることです。実際書いてあることを行っていると「心と体と脳」そのすべてが強化されていることを実感できます。
本の内容と感想をざっくりと紹介
「火の呼吸」とはヨガに伝わる特別な呼吸法です。
ヨガはヨガでもみんなのよく知ってる体操みたいなことをするハタヨガではなく、
クンダリーニヨガです。ヨガにもいろいろあるんです。
さて、この「火の呼吸」ですが、人間の潜在的な可能性を引き出す強力な呼吸法です。
他の呼吸法との違いは呼吸を強く短く行うことです。
だいたい1秒間に2〜3回呼吸し、1分間に200回近く呼吸することになります。
吐く時にお腹を凹ませながら力強く爆音を立てるように息を鼻から吐きます。吸う時は自然に息が入ってきます。またお腹を凹ませて「フンッ」と勢いよく吐くといったように繰り返すとても激しい呼吸です。
文章だけではわかりづらいですね(^ ^)
わかりやすい動画を見つけたので貼っておきます。
やり方はこんな感じになります↓
この呼吸法をマスターすることで体力が向上し脳力も撃的に向上します。
その結果、心に余裕が生まれ精神力も強くなります。僕の場合は、困難に直面した時の受け取り方がこれまでとは全く違ったものになりました。この方法がアスリート達に支持されている理由がよくわかりました。彼らの生きる競技の世界はメンタル的な部分が結果を大きく左右します。火の呼吸を始めとするクンダリーニヨガのメソッドは自己コントロールにとても役に立ちます。
あと、脂肪でぽっこりと出ているお腹も改善できるようです。
スッキリします。
呼吸と激しくお腹を凹めたり戻したりして動かすからだと思います。
体型が気になる人には特におすすめしたいです。
さて、この本は「火の呼吸」を基本に様々なエクササイズが紹介されています。
火の呼吸のやり方になれたら、エクササイズと組み合わせて行います。
それによって効果が倍増します。
クンダリーニヨガのポーズは体操ヨガ(ハタヨガ)のそれとは形は同じでもやり方が全然違います。
ひとことで言うと静止するタイプの筋トレみたいな感じです。
こんな感じのポーズがわりと多いです。
最初はきついと思うかもしれません。
でも、毎日できる範囲で呼吸法と合わせて行っていると徐々に体力がついてきて、みなぎるエネルギーを感じるようになってくると思います。
エクササイズは体力をつけるものだけでなく脳力を高めることに重点を置いたものもあります。
とても頭がすっきりし脳のパフォーマンスが上がります。
クリエイティブな仕事をする人にもおすすめです。
この方も本の感想を語っておられますね↓
参考までにどうぞ!
クンダリーニヨガについて
以前はクンダリーニヨガというとオカルト系のカテゴリで扱われることが多かったですが、最近はアスリート仕様のヨガというイメージになってきているようです。
不敗の格闘家ヒクソン・グレイシーが実践しているからかもしれません。
たしか17歳のときからやってるとか…。
ヒクソン・グレイシーだけでなく取り入れているアスリートはけっこういます。
彼らがクンダリーニヨガの技法に注目し取り入れているという事実。
それが効果があるという何よりの証拠です。
最後にひとこと
この本は本当におすすめです。
僕が大きな影響を受けた本のひとつです。
もし、あなたが今人生に詰まっていたら読んでみてください。
きっと役に立つと思います。
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